MI治療
■MIってなに?
昔は、どんな小さな虫歯でも、虫歯になってしまったところは取り残しを防ぐため、また詰め物がきちんと歯とくっつくように、少し大きめに削って詰める、というのが正しい治療法だとされていました。
しばらくすると虫歯が再発し、さらに大きく削って詰める。
またしばらく経つと虫歯が広がって、神経を取り、かぶせ物をする。
さらにしばらくすると、悪化して抜歯という処置方針を取ることになります。
これでは、あっという間に歯がなくなってしまいます。
「MI」というのは、Minimal Intervention(ミニマル・インターベンション:最小限の侵襲)の略で、
「歯を削る量をできる限り少なくして、今ある歯をできるだけ残す」という考え方のことです。
■当院の考えるMI治療
歯科医として一番大事なのは、患者さんの歯を守ることです。
今日現在、一度歯を削ってしまうと、二度と再生することはありません。医学が進歩して、IPS細胞などにより、「抜いてもまた自分の歯が生えてくる」という日が来るのかも知れませんが、まだまだ先の話でしょう。自分の天然の歯に勝るものはありません。
そもそも虫歯にならないように、きちんと予防をすること。
そして、もし虫歯になってしまったとしても、二度と虫歯にならないようにできるだけ削らないで治療をすること。
さらに、治療した歯やお口全体の健康を保つために、メンテナンスをすること。
この3つが大切だと考えています。
■MIのメリット
MIにはたくさんのメリットがあります。
・歯を削る量が少なくてすむので、自分の歯を守ることができます。
・詰め物の新しい接着方法や新しい歯科素材の開発が進んだため、
歯と詰め物の境目がほとんどなくなり、虫歯が再発する可能性が低くなりました。
・白い色の詰め物を使う事で、自分の歯との見分けがつかない様に仕上がります。
・金属以外の材料を使用すれば、金属アレルギーの患者さんも大丈夫です。
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